まるで映画のような物語に心打たれました。場面に色があるかないかで、男女二人の距離感、生きている暖かみを身に染みて感じられます(TT) 園也さまの言葉「震える君を抱きしめたいけど、出来ない」は、生死の境を越えられないもどかしさが、直に私の胸を刺しました。
ここからは私の解釈になってしまいますが、赤色(桃色)のマフラーは、人の中を流れる血潮に連想してしまいました。
最後にはそのマフラーが彼の手・腕となって彼女を包むので、彼女はたとえ幽霊と呼ばれる存在であっても、その首元に彼の生きる温もりをしかと巻きつけていて、これからは彼の腕の中で生き続けるのだろうと思いました。
もしくは彼女が彼を見守る立場になってゆくのかもしれない、と色々想像してしまいます(*´∀`)
また素敵な漫画を描いてくださると嬉しいです。