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ひホ
イルは壊す事しか知らない。
イルはステビアの父親を殺した。でも記憶は消去されている。
ステビアのお爺さんはイルを引き取った。
研究者達はステビアの爺さんを「変わり者だ」と言う。
イルはステビアと過ごすうちに壊して作る事を覚える。
だが最初は区別がつかず、結果は悲惨なものだった。
ステビアは泣き、イルは慌てる。「泣かせるつもりではなかった」。
だんだん、やって良いこと、悪いことを学習していき平和で幸せな日々を過ごしていく。
『全ての実験』が終わり、イルは見知らぬ研究者に呼び出される。
そしてイルの記憶はまた消去される。
イル自身がこわされ、つくりなおされるのだ。
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