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「とある少女の悲しい記憶」 ということで、モルフォの過去編です。 私が個人的にまとめておきたかったのと、伏線回収しろ〜!って感じだったので… そこそこ長いお話なので、引き続きコメント欄にぶち込んでいきます👌🏻 気になる方や参考にされる方は駄文ですが良ければ読んでいただけると嬉しいです🙇‍♂️ (出来事の時系列はなるべく考えていますが、多少噛み合わない点があるかもしれません。本家設定優先となりますので、変更があればすみません…) #閃光のアウローラ
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オレ達なんてまだいい方だろ。確かに故郷はなくなっちまったが、村の奴らは何処でみんな元気にしてる。お袋やオヤジだってそうだ。 その点じゃ恵まれてる方じゃねぇかな…。 「私ね、この手でお父さんもお母さんもコロしてしまったの…」
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無情にも時は過ぎてゆく。外は火の海、目の前も血の海。何処を見ても悪夢としか思えなかった。そう思っていたかった。 目の前に立っていた男は、ふと先程までの狂乱ぶりから一転し、何処か落ち着いた雰囲気になっていた。 「……ノエル・ティタニア。サラ・ティタニア。貴殿ら二人に問おう。妹を、娘を救えるのならば、その命差し出す覚悟はあるか」 「ええ、勿論です」 「私も…娘のためなら…」 「駄目だよ、お母さん!お姉ちゃん!」 「良かろう」 その一言の後、モルフォの周りには誰一人、生きていた者は居なかった。 「オレの名はアスワド。憎ければ生きてオレに復讐するといい。楽しみにしているぞ、ティタニア」
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「遅かったか…!君、大丈夫かい…?」 「……」 「此方、生存者確認。……生存者は君一人だけ、だね」 「……」 「さっさと運べ、ラオ。このまま置いておくのは不味い。この辺りの遺体はオレ達が引き継いでおく。その子のケアはお前のが得意だろ」 「…分かった、後を頼むよ、ロウ」 そう、これが私とラオが初めてあった日の話。そして、私が一人になった話よ。
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「アスワド兄様、あそこまでする必要あったのですか?」 「オレにも分からん。が、これも命令だ。従う他あるまいよ」 「まぁ、でも我々が受けた仕打ちを考えれば当然なのですかね?」 「さぁな、そんなもの誰が決めることでもないだろう。無駄話は不要だ。軍に嗅ぎ付けられたる前に行くぞ」 「はぁい」 Fin
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アスワドがモルフォの敵になったのは、この日が原因です。(時間軸等を合わせる必要はあるかもですが) この後、軍に既に所属しているユエリャン兄弟に保護され、一旦ラオ達の両親の元へと預けられることになります。 それから数年後に青軍に所属する、という流れです。 彼女が本来の姿になった時は姉である「ノエル」の髪型を模しています。 少しでも大好きな姉を感じていたい、という所でしょう。特に夏イベの姿は知っている者からするとよく似ていると言われる程です。 実際、彼女が何故探されていたのかは、まだ進行度合い上明かす事はありません。
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ちなみに妖精族と書かれていますが、その辺は広義的に受け止めていただければなと…
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