【左】 #暴走した猫家メンバーズ より「コルト=ティラール」さん。 https://sketch.pixiv.net/items/8362657623465008916
【右】 私のオリキャラ「リョウ」。 https://sketch.pixiv.net/items/6104626549789611161
1月28日の #pixiv今日のお題 「 #コーヒー 」はまさにコルトさんのためにあるようなお題だと思い、ご都合パラレル時空を呼び出しました。断りなくお借りしたのでご迷惑でしたらばご一報ください。削除に代えてお詫び申し上げます。
#三次創作 #パラレル #クロスオーバー
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リョウは出張でとある大きな団体を訪れていた。どこもかしこも黒いものでまとめられていて、この団体がいかに規律のとれた組織であるかが見た目だけでも伝わってくる。そこはかとなくあたりを漂う気配は、普段リョウが感じ取るような悪魔のそれではなく異形の者たちといったものに近い。肉体的にも精神的にも追い詰めてくるような…。
ポケットに忍ばせた魔除けのホワイトセージと、依頼者から預かった簡単な敷地内の地図を握りしめながら、リョウは依頼者が待っている第三部隊兵舎へと脚をすすめた。視線の先、建物の入り口に立つ長身の男性を見つける。今回の依頼人「コルト=ティラール」である。青く輝く髪が風に揺れてとても涼やかな印象だ。
「なんとなく”あの人”に雰囲気が似てる…」
リョウは我が店の常連である赤いコートを着た狩人を思い出しながら、彼に挨拶をして得物へと案内を請うた。道中青い髪の主からコーヒーの香りがなびいてくる。愛飲者なのだろうとすぐに察した。
「コ001型」。コルトの銃は寛大だ。機構を確認するとリョウにもよくわかる。そこに彼の性格を思った。きっと彼なら自分でメンテナンスできるであろうに、私というどこの馬の骨ともわからない流浪のメカニックに得物を預けてくれている。興味深い機構に集中していると彼が言葉少なに尋ねてくる。
「飲むか?」
リョウはすぐにコーヒーを勧めてくれていると分かった。
「ごめんなさい。私、コーヒーが苦手で…。」
コルトは一瞬何か狙ったような目をすると、お構いなしに手際よく準備しいく。まあいいからと言わんばかりに大きいマグカップが目の前に差し出された。中には控えめに注がれた黒く輝く飲み物。おずおずと口に運ぶリョウは一口含んで目を見開いた。
「……!これ、おいしい。私でも飲めそう。」
黙って自分の分を用意する彼の背中はどことなく誇らしげだった。
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コルトさんがリョウの言葉を聞いて苦手な人向けのブレンドやら技法やらを選んで淹れてくれる…。そんな夢が見たかったのです…。