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マナティ
このときルーファス21歳、ジェームズさん3歳。イギリスはルーファス父の故郷で、父方祖父が存命のうちはよく帰省していました。
ジェームズさんはルーファス祖父のご近所さんです。元々はジェームズさんの両親がルーファス一家と親しくしていましたが、ジェームズさんがオッドアイを持って生まれた為、夫に不貞を疑われた奥さんが離婚届を叩きつけて家出（本当に好きな人とやり直す云々はジェームズさんを納得させるための方便で、浮気はしていません）。それがきっかけで旦那さんも荒れ始め、実質両親のいなくなったジェームズさんは、帰省の度様子を見にきてくれるルーファス一家を実の家族のように慕っていた、という流れです。
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マナティ
この時はジェームズさんママが出ていったばっかり（ルーファス達はここで初めて離婚のことを知った）なので見た目も言動もまだまともですが、今後どんどんまずい方向に進んでいきます。ルーファス達がイギリスに住んでいたら事情も違ったかもしれませんが、渡英の度顔を見せるもジェームズさんは虐待を認めることはなく（「母親が出ていったのは自分のせいだから父親は怒って当たり前」と思っていた）、彼らにできることはほとんど何もありませんでした。ジェームズさんの半生については、恋愛抗争やろーらんの時と概ね同じ流れを拝借しています。
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マナティ
ちなみにルーファス家はこの頃既にテディさんと同居していましたが、ルーファス祖父はテディさんの生まれ（凶悪犯罪者の子）を良く思っていなかった為、帰省時はテディさんだけお留守番してました。
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「ぷろぽーず②」
ピンポンされてドアを開けてるのは、17歳でイタリアを出て以来ルーファスと同居（not同棲）していた若かりし日のテディ先生です。ルーファスは仕事中で不在でした。
この時ルーファス36歳、テディ先生26歳、ジェームズさん18歳（現在から見て24年前）。ジェームズさんは3歳の時の約束をずっと覚えていて、エアメールに書かれた住所を頼りに結婚しに来ました。まだネットも携帯もない時代にすごい根性だなおい←
ちなみにテディ先生がイタリア人なのに英語で誰何しているのは、その方がなに人相手でも通りが良いから。テディ先生はこの時点で既に日英伊ペラペラです。
その他補足はコメント欄に続きます！
登場人物とあらすじはこちら→ https://sketch.pixiv.net/items/6011687135885689415
#けもみみ観察記 #ルジェル