(※キャプション訂正版)
会社への帰路
子供時代、近所の書店に立ち寄って熱心に立ち読みした軽便鉄道の本がありました。
最終的にクリスマスプレゼントにおねだりして無事に12月25日にゲットできたものでした。そしてボロボロになるまで読み込んだものでした。
その本で、新潟県糸魚川市にあった東洋活性白土専用線の写真が強烈に残っていました。
SLの引く空荷の貨物列車が夕空の真下で会社に戻っていき、貨車の中では従業員が雑談している様子。
短時間しか取れなかった立ち読みでの印象と異なり、実際の写真は夕空の真下ではなく、国鉄への製品搬入が行われた日中だと思われる空色でした。
実際の東洋活性白土専用線の方角からして、この位置では夕陽は見えないはずなんですが、自分の中では、本が手元にあっても、立ち読み時代の真っ赤なオレンジ色の夕空の真下を走って貨車の荷台で従業員が雑談しているあの印象が強烈に刻まれていたのもでした。今回のイラストはその強烈な印象を「再現した」ものです。
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