【藤乃(ふじの)】
お江戸一の大棚呉服問屋《大膳》の四代目当主・鷹嶺(たかね)の女房。名前の由来は花の藤。こう見えて20歳とまだまだ若い娘さん。夫の友人である常盤の幼妻・鈴を妹のように可愛がっている。
小柄で丸々福々としたぽっちゃりさん。誰に対しても面倒見が良くて優しい。大膳の前の奉公先では辛い経験もしてるのだが、そんな様子をおくびにも出さず、愛嬌がありいつも温かな笑顔を絶やさない。大変大らかな性格で、鷹嶺の両親や大勢の使用人、取引先や夫の妾衆にすら愛されて慕われる。まるで天使や聖女のような懐のどでかい人格者。
14歳の頃、奉公人として大膳にやってきた藤乃。自分のような卑賤の身には余りあり過ぎるからと幾重に断るも、藤乃のいじましさ・愛らしさ、その人間性にべた惚れした鷹嶺の数年に渡る熱烈アタックにとうとう根負け。藤乃19歳の時晴れて祝言。使用人の身から大店の若女将となる。
鷹嶺の曽祖父の代から始まった大膳は、大膳グループとして現代編にも残っています^ ^
#オリジナル #純情浪漫譚キャラ紹介 #江戸編