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9 コメント
姫踊り子草
「性別？…女
男にみえた？ひどいな、まあ、別に気にしてないけど。
だって可愛いものって柄じゃない気がするから…。
家族構成って言っても…、双子の兄でナインがいるけどこれも同じ日に生まれたってだけだし…いや、むしろ種族全体が家族みたいなもんか。同期５人は五つ子で、長老も含め父なる神が創りたもうた皆兄弟です…みたいな？
出身は雲の上世界樹の根元、地上で聞いたけど、幼くして死んだ子供の霊は世界樹のもとで精霊になるんだってね。もしかしたら私も…」
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はるいち
：こんにちは。いきなりそとの世界からすみません。
わたしはハルといいます。
とびらの開いている世界があったので、すこしお話させてもらおうと思ってきました。
わたしはむかしはあなたとおなじ、てんしでした。
私たちは
あのほしふぶきのよるからみんなに存在をわすれられてしまった。でも、わたしだけはずっとおぼえている。
一度目は人間になるためだった
二度目はまた天使になりたかった
わたしは人間になれたのでしょうか
また天使になれたのでしょうか
わたしはまたみんなに会える日がくるかもしれないと、今日も人助けをしています。
きいてくれてありがとうございました。
またお話できればさいわいです。
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姫踊り子草
「こんにちはハルさん、ナインと同じ悩みを持つひと…。ハルさんやナインが、人間になったのか、はたまた天使に戻れたのか、…私にはわかりません。でも、どちらか一方だけになってしまうのは、きっと両方に関わりを持つようになった者にとって辛いことだと思います。
例えば…、覚えていますか？
天使だったころは、どんな戯れよりも救いが幸福だったはずです。
でも今はどうでしょう？
食事をして眠って人と同じように生きることを“楽しい”とは思えませんか？
私が人といたのはごくわづかな間だったけれど、私は人間が好きです。
確かに昔馴染みに会えないのは辛いでしょうが、せっかくだから楽しんで過ごせばいいと私は思います。」
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はるいち
：わたしのまわりには、いまは人間のなかまたちがいます。
わたしはかれらと対等なのかと、はじめのうちは悩んでしまうこともありました。
でも、みんなと一緒にいるとき、あたたかい気持ちになれる。
これって、きっとすごくしあわせなんだってことだと思います。
きっと、天使の存在が消えてしまったことで、わたしの心にあいてしまったあなはなくならないのだと思います。
でも、みんなのあたたかな気持ちがわたしをみたしてくれます。
この間はなんだか暗い話をしてしまってすみません。
わたしはだれか、この気持ちを共有できるひととはなしをしたかったのだとおもいます。
おはなしできて、とてもよかったです。
ありがとう
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