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いおの相棒のメンフクロウです!今は魔法使いではないので、あえてテンプレ使ってません。 本名不明とありますが、いおが喋れない&フクロウはいおとしか言葉が通じないので名前が必要ないだけです。ちなみに人間の時は「イオリ」という名前でしたが、いおはそれを知りません。 コメント欄にクソ長い2人が旅を始めるまでの経緯を書きます。一部エアコミで漫画かイラストにしたい所存…予定は未定…(予防線はっておきたい人) メンフクロウって初めて描いたんですけど、なかなか可愛くもかっこよくもならなくて大変でした💦思いっきりデフォルメにシフトしたらメンフクロウっぽさがなくなってしまったけど、可愛いし描きやすいからまあいっか_(:3」∠)_ #魔法契約とその代償 #マナティの水槽
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マナティ
<いおの出生と現在に至るまでの経緯> いおの育ての親であるアーサーは、高位の魔法使いで人望も厚く、強く賢い魔法使いとして有名だった。元々弟子がいたらしいが病気で他界し、新たな後継者としていおを乳児院から引き取った…と、いおは聞いていた。 いおは自分を優しく、時には厳しく育ててくれたアーサーに憧れて勉強に励み、めでたく魔法試験に合格。戦うにはあまりに役立たずな魔法ばかりだったが、やっとアーサーと同じ魔法使いになれたことが嬉しくて、戸棚に飾られたまま使っていないティーカップに、無機物をお菓子に変える魔法「なつかしおかし」を使ってみた。
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マナティ
いおは瞬時に悟った。 自分がなぜいつまで経っても大きくなれないのか。 なぜ喋れないのか。 なぜ甘い物しか食べられないのか。 そして なぜ、自分は"彼"にそっくりなのか。 逃げようとして、捕まって、同時に青い光が爆ぜた。 鋭い痛みと共に、生ぬるい液体がどろりと頬を伝う。 いたい。こわい。はなして。 「ああ。これでようやくあの子とお揃いだ」 いおの傷口にアーサーの手が触れる。 流れる血を掌に取り、舐めた。 「もう二度と逃さないよ」 「外へなんてやるものか」 「ずっとずっと、永遠に私だけを見ていればいいんだ…」 だれ このひとは、だれ き も ち わ る い
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マナティ
視界を遮る白い影、鳥の羽音、小さな悲鳴。 アーサーの手が緩んだ瞬間、いおは一気に駆け出した。 背丈ほどの草木が姿を隠してくれる森に飛び込んで、走って、走って、走り疲れて転んで。 気がついたら泣いていた。 悲しいのか、痛いのか、怖いのか、全部なのか。いお自身にも分からなかった。 一頻り泣いて落ち着いた頃、目の前に白い鳥が降り立った。 先ほどの映像で見たメンフクロウ…だと思った。ただ、どこか雰囲気が違う気もして。
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マナティ
「大丈夫…?な訳ないよね、ごめん」 ……しゃべった。 「出血は止まってるみたいだね、良かった。回復魔法は知ってる?なければせめて痛み止めの薬草を…」 「ええと…聞いてる?固まらないでよ、憑依魔法くらい知ってるだろ」 「ああ、それとも見るのが初めてなのかな。かなり高位の魔法だものね。僕も成功すると思ってなかったよ」 「あんた誰、とか思ってる?ふふ、当たり前か」 「僕は、あいつに殺された…君の兄弟子だよ」
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マナティ
過去編は以上です!この後いおはアーサーから逃げるために帰る場所のない旅を始め、フクロウもそれに同行し今に至ります。また、いおは旅のもう一つの目的として、フクロウに人間の体を取り戻せないかと考えています。実際の体は魂が抜けた後「死体」として処理されてしまったので、戻ることはもうできないのですが…。また、フクロウ自身は人間に戻ることを諦めていて鳥の体を楽しんでもいますが←、最後に会うはずだった想い人のことはいまだに心残りのようです(フクロウの言葉はいおにしかわからないので、もう会っても何も言えません)。
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