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糸井 草多
飛べない竜の子守唄。
時折、谷を渡る風音が巨大な生き物の咆哮のように聞こえることから、偶然にも彼らの棲む谷は「竜の谷」と呼ばれている。
時折、本当に彼らの歌が聞こえてくるけれど、人もドラゴン（？）も互いの存在をしらない。
ただ、風が強い日、谷から流れてくる風音が聞こえる夜は、村の子どもたちはよく眠れるのだとか。
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糸井 草多
歌わないと寝ないけど、歌うと元気になってしまう竜の子を抱えて、毎晩眠れない。
昼寝をこよなく愛する竜の守り人と、やんちゃな竜の子。
飛べないため、谷から出られない。
ゆっくり成長するので、谷では100年前から（もっと前かもしれない）子守唄が聞こえてくるとかこないとか。
そのうち抱かれている子が成長して、保護者的立場が変わっていくのも良いなぁと(^.^;
ドラゴンか微妙なところですが、楽しく妄想しながら描きました。
ここまで読んでくださりありがとうございます！m(_ _)m
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