#Singularity_Club
とりあえず……
苦労人のサポータちゃんと、偶然この世界にやってきた花笠さんです。
サポータちゃんは、yushiRa_mintoさんから頂いたキャラを元にさせていただいております。
本人に許可は取ってありますので、ご安心下さい。
……で、そのサポータちゃんのマスターが3枚目のジャスミンです。多分次回出て来ます。 0件の新着アイテムを表示
#Singularity_Club
花笠さんはサポータの案内について行く。どこがどう繋がっているか見当も付かない迷宮のような道を進んでいくと、ふと自らのよく知る感覚を覚える……だがそれは決して“思い出”というノスタルジックな言葉で語れるようなものではなかった。
この物理化電子空間に似つかわしくない、生物的な臭気。
まるで滲み出たかのような、あるいは染みこんだようなどす黒さ。
花笠さんの思考回路の中で何かが壊れていく。
『──通りで誰とも会わないと思ったら……“ラフレシア”ね。また不届き者かしら……』
それを見たサポータはそっと呟いたのだった。